
朝昼晩、何度も何度もティーを楽しむ、イギリスに根付いたティータイム文化。
そのお供に欠かせないお菓子といえば、スコーンですよね。
有名な「アフタヌーンティー」のほかに、イギリスでは「クリームティー」という文化があります。
アフタヌーンティーは2段、3段の豪華なアフタヌーンティーセットで楽しむのに対し、
クリームティーはただ”スコーンと紅茶を楽しむ“というシンプルなもの。
私はそのクリームティーを体験しに、ロンドンにある最古のカフェといわれる、創業1871年という老舗「MAISON BERTAUX(メゾンバトー)」へやってきました。
MAISON BERTAUX

住所 28 Greek Street Soho, London W1D 5DQ

ショーケースには素朴なお菓子たちがたくさんならび、私が通してもらった席のとなりのテーブルには、スコーンが山積みに。

私のスコーンの食べ方をみかねて、、
スコーン一つと、一番おすすめの紅茶をお願いし、運ばれてきたスコーンはこちら!!

クロテッドクリームとジャムが添えられた、素朴なスコーン、、!!
このクリームとジャムをちびちびつけながら至福のひとときを楽しんでいると、奥に座っていたお店のマダムがやってきて一言。

「あなたスコーンの食べ方知らないの??」
そして私のスコーンを手に取り、大胆に横に2つに割って!!
断面に添えてあるクリームとジャムを全部塗って!!
そして割った生地と生地で挟んで、笑顔で手渡してくれました。
びっくりしながらも受け取って、ハンバーガーみたいに食べてみると、

さっきより断然おいしい、、、!!!??
食べ方でこんなに変わるんだ、と驚きましたが、ちびちびちぎって食べていたときよりもとっても美味しかったんです。クリームとジャムはこれでもか!!!というくらい塗って全部一緒に食べるべきなんですね!
それからロンドンの本屋さんで買ったスコーンのレシピ本の表紙に描かれていたのも、まさにマダムに教えてもらったスタイルのスコーンでした。

常連様らしき方とお話しながら、ときに新聞を読みながら、ちゃきちゃき働かれていたマダム。本場の食べ方を教えていただけて、驚いたけどとっても嬉しかった思い出です♪


ロンドンに行かれた際は、「MAISON BERTAUX」是非訪れてみてくださいね♪
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