
アフリカ北部、モロッコ。私が何年も前から、行きたい行きたいと思いを募らせている国です。
青い街シャウエン、砂漠、雑貨、そして「食文化」。野菜や魚、オリーブオイルやスパイスがふんだんに使われたモロッコ料理。きっと見たことのないお菓子もたくさんあるはずなので、絶対に現地に行って、学びたいと思っています。

そんなモロッコにまだ訪れたことのない私ですが、移民の町カナダ、トロントに住んでいたとき。
モロッコ人が経営するレストランで、衝撃の出会いがありました。

なに、この美味しすぎるのみもの、、、、!!!
それがモロッカンミントティー。

真鍮製のポットに入った、緑茶入りの甘めのミントティーを、食後にちびちび飲みます。香り高くて、甘いのにすっきりで食後にぴったり。これが本当に本当においしくて、、!!帰宅して作り方を調べて、何回も作って楽しみました。カナダやヨーロッパでは珍しくないようで、スーパーの紅茶コーナーにもモロッカンミントティーのティーバッグがならんでいるほどでした。
今回は”旅するパティシエ”らしく。笑 そのモロッカンミントティーをオマージュした夏にぴったりのデザートのレシピを作ってみたので、ご紹介します。こちらも動物性材料、白砂糖を使用しないヴィーガン対応のデザートです。
材料
約14×17cmのバット1枚分
- 水 250cc
- 緑茶ティーバッグ 2つ ※本場のミントティは中国緑茶(ガンパウダー)を使いますが、ここでは日本の緑茶でOKです。
- ミント 5~6本
- きび砂糖 40g
作り方
01.水を小鍋に入れ沸騰させ、火を止めて緑茶ティーバッグ、洗ったミントを入れ、ラップをして1分蒸らす。

02.1分経ったらティーバッグを取り出し、きび砂糖を入れる。

03.もう一度沸騰させる。あまりボコボコ沸騰させると香りが飛んでしまうので、一度沸いたら火を止めて。

04.香りが飛ばないように蓋、またはぴっちりラップをして、粗熱がとれるまでおいておく。
05.粗熱がとれたらバットに濾し入れ、ラップをして冷凍庫で冷やす。

06.3時間ほどして固まってきたらフォークで混ぜて削り、再び冷やし、完成。

グラニテは、フランス料理のコースで出されるお口直しにぴったりなデザート。ホテルのレストランで働いていた時、フルーツやハーブのグラニテを作っては必至で削っていた思い出があります、、。

それも本当に美味しくて、たくさんつまみぐい味見したなぁ、、

ミントが余ったら、こちらもどうぞ♪
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