【YMS】ロンドンでアイシングクッキー修行の日々。【アラサーギリホリ】

旅するパティシエななころです。

 

現在YMSビザを利用してロンドンで暮らしております。

 

渡英してから仕事を探して、運よく憧れのお店で働けることになり、フルタイムで毎日働いています。

憧れだったお店。

本当に運よく働けることが決まったお店は、日本にいたときからインスタグラムを見ていて大好きで、コロナ前に旅行で来た時もグッズや本まで買い込んだ憧れのBiscuiteersというお店でした。

 

ロンドンに3店舗ある、アイシングクッキーのお店です。

アイシングクッキーの販売のみをこんな規模で展開しているお店は、世界でも珍しいと思います。

 

世界一好きなお菓子屋さん!といっても過言ではないくらい大好きなお店。SNSのアイコンの写真で着用しているエプロンも、このお店のものなんです!

このエプロン。

ラッキーすぎない、、?

私は、店舗ではなく、ロンドン中心地から少し離れたところにあるファクトリーで働いています。

そのファクトリーで、店舗で販売するクッキーを全て作っています。

アイシング修行の日々。

仕事は分業制で、

 

  • クッキーを焼く人
  • アイシングをする人(その中でも線を引く人、塗る人、細かい飾りを施す人など)
  • 包装する人

 

と分かれていて、私はアイシングをする「アイサー」として同僚たちと毎日ものすごい量のクッキーにアイシングを施しています。

 

アイシングクッキーは中学生からずっと独学でやってきて、教室もはじめて、得意分野だと思っていたのですが、、。

渡英前に作った作品。

 

 

そう思っていたのが恥ずかしくなるくらい、

みんな早いし、うまい、、、!!!

 

私はまだまだ成長できるんだなと、燃えています、、!

 

手法や道具も全然違ったりして目からうろこだし、

技術はもちろん、デザインも本当に可愛すぎて、毎日学ぶことだらけです。

 

作る専門のファクトリーのため、朝から夕方まで働いて土日が休みというOLさんみたいな生活です。そして椅子に座っておしゃべりしながら働いています。健康的で最高。

好きな働き方。

カナダでの経験から、日本より海外の働き方の方が自分にあってるのかなと思っていましたが、イギリスでの働き方もすごくいいなと思います。

 

もちろん違う国なのでカナダとは違うところもあるけれど、

 

分業制や、ホリデー文化、人として尊重してもらえるところや、上司部下という概念も日本とは全く違い働きやすいなと思います。

 

カナダでは最初英語が本当にできなくてめちゃくちゃ辛くて、3か月くらいは精神的にもギリギリでまさに修行、、!という感じだったのですが、

 

 

今回は入社してから全くストレスや嫌なことがなく、毎日拍子抜けするくらい平和にすごしています。

 

正直慣れるまで何か月か辛いのは覚悟していたし、ぼろぼろになってもいじめられても負けないぞ~!みたいな気合でいたのに、、!

 

いきなりプレゼントが降ってきたみたいな感覚です。

 

海外生活が2回目なので、もう働くのに困らないくらいは英語もわかるようになってるからというのもあるし、みんなが快適に楽しく働けるように!ということに力を入れている職場なのが理由なのかな。

 

とてもありがたいです。

もう既に、お店はもちろん、商品も仕事内容も同僚たち全員!もこの日々も大好きで愛が溢れています、、!!!

思いがけない生活。

パッケージも可愛すぎる!!!

憧れのお店で働けることが決まって最初は浮かれて踊っていたのですが、もうなんだかトントン拍子にいきすぎて、今でもたまにこれ夢かな、、?とふわふわした感覚になります。

 

もちろん頑張って仕事をしているつもりだけれど、辛い、とか苦しい、とかの気持ちがなさ過ぎて、たまに私、大丈夫、、?頑張れてる?と思ってしまいます。

 

本当はYMSがアイシング修行の日々になるとは思っていなかったし、そもそもこのお店で働けるとも思っていなかったので、人生何があるかわからない。

 

カナダの大自然、バンフの山奥のホテルで住み込みパティシエをしていた日々が忘れられず、イギリスでもロンドン半年、そのあとは自然が綺麗なところのホテルで働けたらいいな~なんて思っていましたが、今はこのお店で2年まるまる学ぶのも最高だな~と考えています。

 

これからもどんなことが起きるのか楽しみです♪

 

30歳目前でイギリスにくることを迷ったこともあったし、失ったものもありますが

今毎日すごく幸せを感じていて、本当に来てよかったな、としみじみ思います。

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