初めての1人海外。ボロボロ留学エピソード

“旅するパティシエ”になったいきさつを

で綴らせていただきました。

そこでも触れましたが、私は約10年前、製菓学校1年生の夏休みの2週間、
オーストラリア、ブリスベンで語学留学をしました。

将来英語が必要とはいえ、2週間でどうにかなるわけあるか!
と今は思いますが、当時の私はパティシエとして就職したら、
やすみもなく勉強する時間もない、留学なんてできない!と思い、
とにかく何か行動したかったんでしょう。。。

留学についてなんの知識も経験もなかったため、
ほぼ全てを留学エージェントにお任せ。

場所は英語圏で1番安いオーストラリア、治安が良くて自然がありそうなブリスベンに決め、

アルバイトで貯めたお金で、初めてひとりで飛行機に乗って行きました。

もう、本当に、不安で、怖かった!
全員何を言っているかわからないし、当時スマホもなくて、Wi-FiもGoogleマップもない。
ホームステイでも、本当に素敵なご家族によくしていただいたのに、
全然喋れなくて、犬と、可愛い子供達と遊ぶ事しかできなかった。

どこに行くにも、ちゃんと帰れるのか不安で。
学校には日本人の方がたくさんいて仲良くなって、授業が終わったらいつも日本人で集まって、
休みの日も日本人の人達と遊んで。


もちろん授業を受けて、勉強もしてたし、外国人の友達も少しはできたけど、

留学としては0点でした。勉強とか、お菓子とかより、環境に慣れるので必死でした。

でも異国で素敵な人達に出会えて楽しい時間を過ごせて。
道に迷いまくったり切符の買い方がわからなかったり色々ありましたが、

現地のひとにもたくさん助けていただいて。
それでもまだ外国人コワイ、状態だったな、、

でもひとりで、自分で貯めたお金で、海外へ行って、帰ってこれた!
という自信がこのとき初めてつきました。
18歳だった私には2週間が、2ヶ月くらいに感じられる濃い〜経験でした。 

今では東京〜大阪くらいの感覚でどこでも行っちゃうし、
飛行機の乗り継ぎできなくて知らない国の空港に
置き去りにされてもまぁ平気、、
な私ですが、こんなときもあったんです〜〜!!!

コメント

  1. […] […]

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